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最終更新:2004年6月12日

目パッチ体験隊

登場人物の紹介
Sミルノフ教授
S木S彦講師
S浦S郎大学院生
(都合により一部イニシャル表示とさせていただきました)
Sミルノフ教授:本日集まってもらったのは他でもない。我々麻酔科医は。患者の角膜乾燥や、消毒液などによる角膜損傷を防ぐために、このメパッチクリアを使用している。しかし最近、患者が覚醒したのに剥がすのを忘れていたので「目が開かなくて恐かった」と言われたり、若い女性でうっかり粗雑に剥がした結果「まつ毛の本数が足りない」と苦情を言われたことがあった。そこで今回は、我々自身が患者側の立場に立ち、実際にメパッチを体験してみようという企画である。
S浦大学院生:先生、本当に患者の身になって考える企画なんでしょうか。いつものお笑い狙いのように思えてならないのですが。
Sミルノフ教授:何をバカなこと言ってるんだ。先生はいつだって真剣だぞ。さあ、さっそく君にメパッチクリアを体験してもらおう。
Sミルノフ教授:どうだね、S浦君。
S浦大学院生:どうだねって、別に目を閉じているだけで何も感じませんが…。
Sミルノフ教授:では、そのまま目を開けようと努力してみなさい。
S浦大学院生:うわぁー、せ、先生、これマジっで目ぇ開かないっスよ。うわぁー、強力!
Sミルノフ教授:あー、あのねー、先生またオモシロイこと思いついちゃったんだなー。
S浦大学院生:な、何スか?
Sミルノフ教授:あのねー、S浦君、目を開けたままメパッチ貼ってもいいかなー?
S浦大学院生:こ、これでいいっスか?
Sミルノフ教授:そうだ、S浦君。これは素晴らしいアイデアだぞ。これでマバタキしなくても角膜が乾燥しない。すなわち、マタバキせずに何時間もパソコン打ったりできるわけだ。実に能率的だろう。これはさっそく学会に報告せんとな…。
S浦大学院生:せ、先生、あのー、僕の目って開いてますか?
Sミルノフ教授:なにバカなこと言って…え?ま、まさか…おまえ…
S浦大学院生:ええ、全く何も見えないんっスよ。
Sミルノフ教授:うーむ、ウカツだった。透明に見えるんだけど、実は透明ではないんだな。メパッチクリアはクリアではなかったということか…
Sミルノフ教授:よーし、気を取り直して次はこの輸入品を使ってみよう。3Mのオプチクルードって奴だ。これは紙製で粘着面は周辺だけなのが特徴だ。今度はS木君に試してもらおう。
S木講師:これはかなりソフトな感じですね。眼裂は粘着面には接しないので、少し薄目を開けることも可能ですし。
Sミルノフ教授:まつ毛が抜ける心配もなかろう。
S木講師:ええ、しかし、眉毛が抜けるかもしれませんが。
Sミルノフ教授:話は変わるけど、S木君のその姿、どこかで見たことあるなー。そうだ、ちょっとこのサングラスかけてみてよ。
Sミルノフ教授:ああ、いいねーいいねー。今度はさぁ、そのサングラスを少しだけ外してみてくれない?
S木講師:こ、こうですか? それにしても、いったい何の真似です?
Sミルノフ教授:出たなーっ!地底人めーっ!
S木講師:ち、地底人?
Sミルノフ教授:そうだ。今のお前の姿は、初代ウルトラマン第22話「地上破壊工作」に出てきた、科特隊パリ本部のアンヌ隊員を装った地底人にそっくりだ。サングラスを外すとなぁ、目が退化していたのだー。でもなー、肌色のバンソーコー貼ってるってことは、小学生だった先生にもバレバレで、少し寂しい気持ちだったんだぞー。参考1参考2
S木講師:は、はぁ…
Sミルノフ教授:しかし、S木君、いつものことだが君はサエナイ顔してるねー。そうだ、S浦君、君の画力を駆使して、S木君にカッコイイ目を書いてやりなさい。
S浦大学院生:カッコイイ目ですか? えーっと、こんな感じですかねー。
Sミルノフ教授:おお! S木君、イイ男になったぞ。見違えるようじゃぞ! せっかくだから、帽子とマスクを取って、かっこいいポーズで決めてくれたまえ。
S木講師:か、かっこいいポーズって…こ、こんな感じですかね?
Sミルノフ教授:おおー、何てイイ男なんじゃー!
こうしていつものように、彼らの企画はバカな方向に落ち着いたのであった。
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