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2003/08/14 (木)
皆さんは、毛筆の先なんかで皮膚を触られると、気持ちよく感じると思います。ところが、神経損傷後に異常に過敏になり、ちょっと触れただけで激痛を感じることがあります。そういう状態をアロディニア(allodynia)というのです。
で、朝日の刺激的な見出しに「ああん?」と思って、Natureの原文を読みました。この研究は、ラットの神経損傷モデルでallodyniaの機序を解明したものであり、「終末期がん激痛の仕組み」を解明したとは、とても言えません。もちろん、終末期がん激痛にもこのような機序が絡んでいるんでしょうけど、ちょっと飛躍しすぎです。
まあ一般向けの記事ですから、と言うかもしれません。例のデタラメHTML入門を思い出します。
原著:Tsuda M, et al. P2X4 receptors induced in spinal microglia gate tactile allodynia after nerve injury. Nature 424, 778 - 783 (14 August 2003).
http://www.nature.com/
細かいことですが、「P2X4が発生しないように遺伝子を操作したネズミ」と書かれると、ノックアウトマウスを連想しますが、マウスではなくラットです。ラットへのアンチセンス投与です。
朝日の土曜版でのホームページ作りの解説。明らかに間違いだらけのHTML解説で失笑を買った。
初心者には、正しいHTMLの知識よりも、とにかく作ってみることが大事だからタグを省略したとの弁明。さらに失笑を買った。