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スミルノフ教授の日記・過去ログ

2003/06/20 (金)

ニセモノであること

野党が審議に応じないと言った。採決しようとすると、審議が不十分だと言う。不十分なら審議に応じるべきだ。支離滅裂。

野党が審議に応じないのは、国会運営上のひとつのテクニックであって、裏取引のエサに過ぎず、だって、その後、野党が何て言ったかというと、「本当に審議に応じる気がなくなりました」、ってことは、やっぱり応じる気があったんじゃねーか。

いや、こうして与党と野党の絶妙の阿吽の呼吸で国会は成り立っていくわけで、そんなことは国民も百も承知のはずなのに、マスコミは国民にとって分かりにくいとか書いてみたりする。そうやって、まるでプロレスのように、各々が自分の配役をうまく演じて、物事はシナリオどおりに進んでいく。

もし小泉さんが国対委員だったら、言ってもよかったんだろうな。そして裏では野党と笑顔で取引だ。首相だからダメなんだ。そうなんだな。ブッシュも本当は戦争が嫌いかもしれない。シラクも本当は戦争はどうでもよくて、家で相撲のビデオ見ていたいだけかもしれない。

みんな誰かを演じているんだ。セリフが大事、首相の、大統領の。そして、演じるのは誰だっていいんだ。みんないつも、「首相なんて誰がやっても同じ」って言ってるじゃん。

誰もが何かを演じるニセモノです。世の中、ニセモノしか存在しない、ということは、ニセモノこそホンモノなのだ。

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