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スミルノフ教授の日記・過去ログ

2003/02/05 (水)

シャウト・トウ・ザ・トップ

以前、先生は口演の前日は今でも眠れないことを告白しましたが、実は、口演が終わったその日も眠れません。

先生の準備不足でひどい内容だった場合の後悔は当たり前なのですが、準備もバッチリ、なまらレベルの高いリキの入った口演が終わった後も、いつも無力感に襲われます。

例えば、いくら先生が面白いと思っても、相手に全く興味が無い、あるいは圧倒的にその事に対する基本的知識が無かった場合です。どういった聴衆なのかという戦略を忘れた、先生の責任です。

逆に、相手のほうが圧倒的にその知識があって、先生に答えられない質問がきたり、先生の矛盾を暴かれたりする場合です。この時は、それまでの先生の思い上がりに自分で情けなくなります。

では、先生の話のレベルと聴衆の興味の相性がピッタンコで、すごく分かりやすかった、面白かったと言われた場合はどうか。いや、やっぱり先生は虚しいのです。先生が苦労して苦労して勉強した成果を、そんな短時間で簡単に理解されたらやってられません。ばかやろーって喧嘩売るかもしれません。

なら、口演なんかするな!ってことになりそうですが、いや、それが先生の正しい道なのかもしれません。

先生の好きなミュージシャンに、Paul Wellerがいますが、あれは間違いだったとJAMを解散し、次に結成したThe Style Councilの名曲「Shout to the top」も、あれは失敗だった、廃盤にしたい、と後に語っています。

常に自作が駄作に思える性格は、天才の宿命なのか!?

ああ、先生は思い出すたびに恥ずかしくて、まさに天にむかって叫びたいのです。

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