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スミルノフ教授の日記・過去ログ

2003/01/27 (月)

アイデンティティー

「『先生、私のことを怒っていいですから』って言ってくる人が続出です!」

って、ウェブ管理者が言ってます。勘違いしてはいけませんよ。先生とこのウェブの管理人は別人です。

もっと本当のことを言いましょう。先生はマスキュラックスなんて隠してませんよ。本当の犯人は、おっちょこちょいでいいかげんな、そのウェブ管理人君です。

ってことは、やっぱり、その管理人に向かって、怒っていいですからって言うのは正解!ってことになっちまうな。ああ、何だか先生は自分は誰だか混乱してます。ユリカモメも自分が誰だか分からなくなってますよ。

そういう皆さんは、自分が誰だが分かってますか?

麻酔科医ですって?うそおっしゃい。じゃあ、麻酔科医をやめたらあなたはあなたでなくなるのですか?

先生は教授です。教授はめちゃくちゃ偉いから、先生は○周年ごとに教授就任記念パーティを開いたり、大きな全国学会を誘致して会長として切り盛りしたりして、その度に先生に見合ったゴージャスなゲストを呼びたいと思います。例えば五木寛之とか。

でも、五木寛之は死ぬまで、っていうか、死んでも五木寛之だけど、先生は教授を辞めたらただの人です。どれだけただの人かっていうと、親父に50年前のクラシックカメラをもらって嬉しくなり、まだ写るのかなぁと思って5万円もかけてメンテナンスをして、ためしにカミさんを撮ってみたら、それはもう予想以上に綺麗なカミさんが撮れちまって、うん、なるほど、これは親父の目を通したカミさんが写ってるんだな、なんてロマンチックなことを考えて悦に入る、本当にささやかなひとりの老人です。

でもきっと、五木寛之から見れば教授っていったって、全国ごまんといる大学教官のひとりに過ぎないわけで、むしろそれよりもクラカメ好きの愛妻家老人ってことの方を評価してくれるような気がしてならないのです。ああ、このオチなら赤瀬川原平の方がよかったね。

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