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スミルノフ教授の日記・過去ログ

2003/01/21 (火)

道の道と可きは常の道に非ず

千歳空港から札幌に向かう車中、連れの関西人が言う。

「どの家にもエントツがあるんですねー」

え?そんなこと考えたこともなかった。先生が未だにカワラの屋根を奇異に感じるように、この御仁にはエントツが奇異に見えたのであろう。

先生は見知らぬ病院で得意の硬膜外麻酔を華麗に施した。さて、チューブを固定するぞぉ。えーっと、あれ?なにこれ?

トレイにはステリテープが・・。こんなの初めてだぞ。どうするの?まずこれを貼るのかい?おいおい、「そんな当たり前のことも知らんのか、この先生は」ってな顔でクスクス笑うなっ!ステリは無いだろー。お前らのほうが変だろー。

長引いた整形外科手術の帰り、ふと隣の部屋を見るとまだ手術やってるじゃないの。え?膵頭十二指腸切除?そんな大変なのやってるの?外科医が自前で?ここに日本を代表する麻酔科医が簡単な手術の麻酔を終えて帰ろうとしてるのに、となりでは自前でPDやってるわけ?

皆さん、今自分のいる環境で何気なく過ぎていく日常は当たり前だと思ってませんか。実は世の中、当たり前の事なんてひとつもありません。よかったら、あなたも先生といっしょに流浪の旅に出かけませんか。毎日が新鮮ですよ。

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