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2003/01/07 (火)
先生は今年も祖国の方々からたくさんの年賀状をいただきました。とはいっても、年内に書いて出すのが当たり前の昨今です。「今年もよろしく」なんてのが白々しいのはもうお約束です。
先生も年内に書きましたが、自筆で一筆裏書を加えるのを信条としています。皆さんもそうでしょう。そしてこの裏書には極めて当たり障りの無いことを書くのが大人の努めです。
それには、相手が何と書いてくるのか、前もって予想して書くのが一番です。先生の場合は昨年祖国から連れ去られたわけですから、たぶん
「元気ですか?」
とか
「慣れましたか?」
とかであるはずです。ですから、
「元気です」
とか
「慣れました」
とか書いていくわけです。でも、先生は天邪鬼ですから、何枚も続けて書いていると、もっと特別なことを書きたい欲望に悩まされるようになります。そこで、たとえば、あ、あいつたしか大学院卒業だったよな、とか思い出し、
「いよいよですね」
なんて書いてみたりしますが、実は先生は他人の事には異様に関心の無い人間なので、あれ?やっぱりあいつは去年もう卒業したんだっけ?と不安になります。もしそうだったら、受け取った本人は、何がいよいよなのか悩むことになるでしょう。
「そろそろ身を固めなさい」
なんて書いてやろうと思った奴からは、しっかり子供の名前まで入った賀状をいただきました。こんな先生なので、無難なことしか書けないのです。
ですから先生は、賀状に粋な一言を書ける方が羨ましいのですが、今年いただいた作品は残念なことに不作でした。
「HP拝見してますが忙しそうですね」
・・皮肉か?喧嘩売ってんのか?
「スミルノフは元気がない」
・・そんなことは掲示板に書け。
「アヒル嫌い」
・・お門違いだ。こっちに書け。
「あがっていいっすか?」
・・つまらん。
ね、面白くないです。先生はがっかりです。お年玉年賀はがきの当選を確認後、添削して返送しますので、来年は是非力作をお待ちしております。