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スミルノフ教授の日記・過去ログ

2002/12/21 (土)

諸星 弾

先生は別にぬいぐるみを被っているわけではありません。これが、正真正銘、先生の素の姿なのです。

しかし、ある意味人は誰でもぬいぐるみを被って生きなければならないのかもしれません、特に大学教授は。大学教授は、銭湯やサウナで裸でくつろいだり、単身赴任であっても閉店間際のスーパーで値引きのお惣菜を買って帰ったりしてはいけません。万が一、そんな姿を目撃してしまった学生はどう思うでしょう。

子供の頃を思い出してごらんなさい。水曜夜7時、タケダタケダタケダーのCMとともに緊張は高まり、ウルトラマンは始まります。
「ハヤタ隊員・・・黒部進」
いや、これはいいんです。許します。問題はその後。
「ウルトラマン・・・古谷敏」
子供はこれが理解できませんでした。いや、ハヤタもウルトラマンも架空の存在で、これはドラマであること、そんなことは子供でも百も承知でした。しかし、この古谷って人は誰なんだ?そんなはずはない。だって、ウルトラマンはハヤタなんだ。だから、ウルトラマンの中にはハヤタが入っているはず。つまり、やっぱり「ウルトラマン・・・黒部進」でなけりゃいけないし、そもそもそんなことは暗黙の了解なのだから、ウルトラマンに役者の名前をテロップすること自体理解できない!子供心に先生は憤っていました。もちろん、「モロボシ・ダン・・・森次浩司(現・森次晃嗣)」
「ウルトラセブン・・・上西弘次」
にも同じことが言えます。

教授とは、ウルトラマン同様、自分の部屋に帰った時、誰もその姿を見ていない時、はじめてぬいぐるみを脱ぐことが許される、とてもつらい職業なのです。

余談ですが、黒部進が吉本多香美のパパだってのは有名ですが、この古谷敏という人は、後のウルトラセブンのアマギ隊員なんですね。

そんなことを知るために、
Ultra Seven Crazy Fan Book
を訪れました。すごいサイトです。最終回の再現は、本当に泣けます。先生、ウェブで泣いたのはこれが初めてでした。こんなすごいサイトを見てしまうと、先生はもうウェッブサイト作りなんか、やめてしまいたいと、本気で思います。

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