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スミルノフ教授の日記・過去ログ

2002/07/09 (火)

トルシエの戦術

ここ一週間、先生はちょっと考えることがあって、筆が進みませんでした。いや、かなり深刻に、人生について、あるいは信仰について思慮していました。けっして、W杯が終わったこの先、このコーナーのネタをどうするのかという些細な事で悩んでいたわけではありません。

まだ悩んでいるのか、と言われそうですが、先生はいまだに、トルシエ監督が何故トルコ戦で、西澤・アレックスの2トップを採用したのか考えています。次期監督ジーコさんは、メンバー変更しなければ、日本はベスト4進出の可能性があったと明言しています。でも、本当にそうでしょうか。誰にも分かりません。勝負の世界に、タラレバは禁物です。もちろん、人生においてもしかり。タラレバは人生をつまらなくするだけです。

トルシエ監督は、W杯直前の試合で、柳沢の右サイド起用という奇策を試しました。この時、直前のこの時期にまだテストをしているのか!と、専門家たちは批判しました。しかし先生は気づきました。あれはテストではなかったのだと。つまり、練習でも試したことのない奇策を本番でやるっていうこと自体が、トルシエの戦術のひとつだったのだと。

そう考えますと、練習で一度も試してない西澤・アレックスの2トップも、納得がいきます。むしろトルシエ監督は、この試合こそ一番勝とうとしていたのです。

すると、もし勝っていたなら、次のセネガル戦では、もっと見たことのない奇策が見られたかもしれません。秋田のワントップとか。

いや、タラレバは禁物でした。しかし、人生いろいろな見方をすると、癒されることもあります。

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