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2002/06/13 (木)
先生は今朝7時半ごろ、いつものように一番乗りで研究室に来たと思ったら、実験室の明かりがこうこうとともっており、ラジオががんがんと鳴っています。
聞けば、うちの大学院生は、貫徹でパッチクランプ実験をしたんだそうです。
「でも2個しかデータ取れなかったんですよ。今また細胞単離してるんで、続けてやろうかなあと・・・」
げげげ!完全徹夜でさらに続けてやろうとは・・。これが若さというものなのか、学位取得がかかったせっぱつまった人間の驚異の力を感じました。
いや、先生ぐらいになっちゃいますと、数年に一個ぐらい、適当な論文が適当な雑誌に載れば万歳だよねー、ってな感じの引き分け狙いの南アフリカのようになるのも無理はありません。10人になろうが、ここで2点差をつけて勝たなければ学位は取得できないという、パラグアイのようなその大学院生は、とてもやさしい顔をしていますが、先生はその背後に、チラベルトの恐い顔を見ました。
・・・ああ、どうしてサッカーの話に・・・。