スミルノフ教授公式ブログ

・愛と平和と南無阿弥LOVEの精神に満ちた世界の青少年のための優良ブログです(偽装表示)。Love will find a way !
・神よ、先生と出あったすべての人々を憐れんでください、心の安らぎを知らない、あの幸薄い人たちをお守りくださり、正しい道をお示しください。All we are saying is give peace a chance !
・精神医学的にも「妄想」というものは、むやみに否定しても無駄であるし意味がありません。すなわち、何が世界的教授だ、くだらねえ、というのは禁句です。
・日本はそこそこ恵まれています。国益なんかそこそこでいいので、愛と平和の精神に満ち溢れた国にしてください。そう政治家の皆さんにお願いするのが憲法です。
・有断リンク禁止です。あらかじめリンクの許諾を得るなどという恐ろしい行為は絶対にしないでください。
・コメントにレスがなくても気にしないでください。レスがないのは気の利いたレスが思い浮かばないからです。
・マジレスは勘弁してくださいね。マジレスは勘弁してくださいね。マジレスは勘弁してくださいね。
・このままでいいのだろうかと悩みながら結局ずるずるとやってるサイトです。このままでいいんでしょうか。
・SueMe since June 9th 2000. Smirnoff since May 14th 2002.
はてなアソテナに追加→append.gif http://prof.suemeweb.com/

counter
Smirnoff's Face
カテゴリ一覧
サイト内検索

サイト内(2004.1以降)検索 by sb

サイト内全体を検索 by Google

TextSiteRanking
readme
Syndicate
<< 暦と手帳は長年使うべし | main | イモージェン・ヒープ >>
● 報道としての花写真

春の花の季節がやってきました。春の訪れを知らせるかのようにほんのひとときだけ咲き誇り、そして初夏が来る前には散ってしまう、そんなはかなさが春に咲く花の魅力ではないでしょうか。

先生は内地に来て初めて、サクラ、特にソメイヨシノの美しさがよく分かりました。街中や観光名所を彩るサクラももちろんいいのですが、先生は山里にひっそりと群生するカタクリも大好きです。ですから、毎年この時期になるとその群生地に行って毎年変わりばえのしないヘボ写真を撮るのが恒例となっています。

今年は時間もあまりなく、けっして満足のいくものではありませんでしたが、もし興味がおありでしたらこちらにアップしております。

■ KayaSumi PhotoLog | 今年のカタクリ

■ KayaSumi PhotoLog | カタクリとギフチョウ

さて、今日の本題に入りますけど、普通花の写真を撮るというと、こういう写真になります。今年はあまりいい写真がないので、昨年の写真の中から一枚ピックアップしてみます。

katakuri_shinbun00.jpg

そう、こうして「花だけ」を撮る。記念写真を撮るのなら別ですが、一応趣味で花の写真を撮りにいった場合、そのとなりでイェーイとか言ったりピースピースとかポーズとったりしている人をいっしょに入れるっちゅうことはしないです。そうしてできれば絞りを開いて、前ボケをちょっと入れて、背景もボカして主人公の花を浮き上がらせる、そんな写真が通常の花写真だと思います。

さて、こうした季節の風物詩的な花の場合、季節の話題として新聞に載ることは珍しくありません。この群生地のカタクリの花も、当地の地方版によく載ります。たとえば何年か前の記事ですが、こんな感じです。

katakuri_sinbun01.jpg

お気づきでしょうか。これがこのような報道写真になると、まず「花だけ」ってことはありません。もちろん主役のカタクリは手前に大きく写っていますが、その向こうにご婦人が二人と、花にカメラを向けて一心不乱に撮影するおじさんがひとり、あまりボカされずに写っています。

このように、報道写真では、花も大事ですが、それを楽しむ人々も情景の一員として大事な役割を果たすのです。そして本文には、訪れた人々は談笑しながら花を楽しんだりカメラを向けて撮影したりしていた、などという文章が挿入されます。

はい、以上でお話は終わりではありませんよ。ここから話が面白くなるんです。実はこの写真に写っているカメラを構えたおじさんは先生自身なのです。そして二人のご婦人は、ひとりは先生の奥さんで、もうひとりはこれを写した報道カメラマンの奥様です。事の顛末はこうでした。

ある休日の午前中、先生たち二人は群生地をとぼとぼと歩いて被写体を物色していました。そこへ背後から大きなカメラを2台かかえた男性が大きな声で話しかけてきました。

「よかったぁー、人がいて。」

それがその報道カメラマンでした。

「いやー、誰もいなかったらどうしようかと思って、家族サービスだって騙して息子とカミさんも連れてきたんですよ。」

当時は知る人ぞ知る場所だったので人影もまばらでした。しかし、前述のように報道写真では「花だけ」を撮るわけにはいかないのです。カメラマンは苦肉の策としてご家族を連れてやってきたというわけでした。

「じゃ、すいませんけど、ダンナさん、カメラを構えて花の写真撮っててください。おーい、お前もそっちに行ってくれ。」

そうしてカメラマンの奥さんも先生たちのそばにやってきました。

「奥さーん、すいませんけどうちの奴と何か話してるふりしてくださーい!」

さすが女性です。初対面の女性二人は話すふりではなく、本当に世間話を始めました。カメラマンってたいへんなんですねー的な話です。いや、本当にたいへんなのだろうと思います。きっと24時間が仕事、ろくに休日もないのでしょう。そんな中で今日は花の撮影、ラッキー、ついでに家族サービスができる、きっとカメラマン氏はそう思ったに違いありません。しかし、カメラマン氏の思惑は、お前もそばに行けと言われた息子さんの次の発言で台無しになってしまいます。

「やだよ!何が花だよ!俺は花なんかに興味なんかないやい!」

息子さんは涙を浮かべてどこかへ消えてしまいました。気持はよく分かります。年ごろの男の子が花に興味なんかあるはずありません。普段あまり相手のしてもらえない父親に、珍しくどこかへ連れていってやると言われた。遊園地か、公園で野球やサッカーか、はたまたゲームショップか。期待が膨らむ中、やってきたのは地味な花の群生地です。ましてや、桜の名所とかならまだしも、ここは人影もまばらな山中なのです。

カメラマンは気を取り直して撮影にとりかかりました。しかし、手前にカタクリの花を大写しにして、背景に人を入れる、言うのは簡単ですが、そのためには撮影者自身が花畑の中に入らなければなりません。ところがここは貴重なカタクリの保護地、花の咲く場所にはロープがはりめぐされており、入ることはできません。ところが先生はそこで彼の驚くべきプロ根性を見たのです。カメラマンは、片足だけを花のないところに慎重に踏みいれ、そして体を大きく横に折り曲げながら地面すれすれのところまでカメラを低く構えました。先生は感動しました。

向こうもプロだが、でも先生だって世界的な先生です。黙って写されるわけにはいきません。そこで先生は逆襲に転じました。まさにカメラマンがシャッターを押そうとするその瞬間、先生はとっさにポケットからコンパクトカメラを取り出し、こっそりとそのときの様子を逆撮影することに成功していたのです。見よ、このプロカメラマンの技を。

katakuri_sinbun02.jpg

きっと報道カメラマンは、とっさにどんな構図でも撮影できるよう、日々柔軟体操に励んでいるに違いありません。

このときから先生は、いつか機会があったら、花とともに「人を入れて」撮影することに挑戦しようと思い続けていました。実は今年、そのような意図で、ある一人の男性をモデルとして連れていくことにしたのです。カタクリにまじって咲くショウジョウバカマのかたわらに、その男性に入ってもらって撮影してみました。先生にとっては初めての試みですが、その出来栄えはいかがなものでしょうか。

ショウジョウバカマと江頭2:50

comments (8) | trackbacks (0) | スミルノフ教授

Comments

chiruru | 2008/04/07 11:35
カタクリの写真にそんな裏話があったとは!
プロカメラマンの技、すごいですけどどことなくマヌケなのが素敵です。

カタクリが有名なところの近くに住んでいるのに、生で見たことがありません。堪能させていただきました。か弱そうな花ですね。
narkome | 2008/04/07 23:57
某男性モデルに負けじと
ショウジョウバカマが自己主張しているのに
感動しました。美しいですね。
コロンダ | 2008/04/08 11:30
やられました。どんな学生が犠牲になったのかと思ってたら。
江頭2時50分ですか?
今は小島のりお全盛なので思い出すのに一苦労しました。
あ。ピントがきれいに合っていていい写真ですね。
sasaking | 2008/04/14 21:24
はじめまして。いつも拝見させていただいております。
いつもはROMなのですが、今日ネットを徘徊していて、
先生のおっしゃる構図を忠実に守った報道写真をみつけましたので、是非批評いただけましたらと思い、コメントさせていただきました。
http://www.ce.cn/xwzx/shgj/gdxw/200804/14/t20080414_15144625.shtml
「主役」とその後ろに写りこむ人、いかがでしょうか?
コジマ | 2008/04/16 22:23
近いうちに吹いたコーヒー代の請求に伺います
ゴル53 | 2008/04/23 08:59
なるほど☆
春の訪れを告げる報道写真では
花はカタクリ、人はサクラなわけですね♪
世界的教授までもサクラに変えてしまうとは
報道カメラマンおそるべし。
それにしても、江頭フィギュアと並んで写ると
ショウジョウバカマもちょっと不気味かも(^^;
チェコ | 2008/04/26 21:19
時々見に来るものです。とうとう先生は、額面通りの「愛と平和と南無阿弥LOVEの精神に満ちた世界の青少年のための優良ブログ」を書き始められたのか、と緊張しながら読んでしまいました。悔しい!
スミルノフ | 2008/04/27 22:13
>chiruruさん
このカメラマンの名前を紙上で拝見するたびに、このことを思い出します。カタクリは楽しめる期間が短いですから、ぜひ一度ご鑑賞ください。
>narkomeさん
そのとおり、むしろ脇役のショウジョウバカマの方が好きだったりもします。
>コロンダさん
これだけでどうして分かるんだろう。
>sasakingさん
ご本人はもっと絞りを開放してボカしてほしいでしょうね。
>コジマさん
それぐらいお支払いします。ついでにうちのモデルと記念撮影していってください。
>ゴル53さん
人はサクラ!座布団1枚ですね!
>チェコさん
何を言ってるのですか。いつも額面通りじゃありませんか。実は最後に写っている男性は神の子であり我らが救世主かもしれませんよ。

Comment Form

Trackbacks

スミルノフ党
Powered by