スミルノフ教授公式ウェッブサイト

・愛と平和の精神に満ちた青少年のための優良ブログです。現在夏バージョンですがたぶん冬もそのままです。
・当サイトのテーマは「愛と平和」以外にありません。ですからネタになるのであれば、その他の枝葉末節な主義主張は平気で変えるしウソもつきます。
・だから、マジレスは勘弁してくださいね。いいかげん分かってください。
・このままでいいのだろうかと悩みながら結局ずるずるとやってるサイトです。このままでいいんでしょうか。
・SueMe since June 9th 2000. Smirnoff since May 14th 2002. append.gif Add to Google My Yahoo!に追加 Subscribe with Fastladder Subscribe with livedoor Reader

読者の皆さんもすでにご存じのことと思いますが、先生は野牛マニアです。うそです。前回は愛鳥家である先生が実際に野鳥の肉を食べ、こうして感謝していただくことこそが正しい愛鳥精神なのですみたいなことをカッコつけて書きましたけど、もうそれって全然ウソですから。命をいただいて食べることへの感謝だなんて、先生はちょっと正義漢ぶってみただけです。ほんとうはただ興味本位で一度食ってみたかっただけなんです。そのくせこれがついさっき殺された鳥だって知ったとたんに怖気づいた、申し訳ないが、先生の真の姿はそんな情けない姿なんです。

で、やっぱ野生の生き物を食っちゃいかんよ、しかも自力でわざわざやってきた鳥なんか特に食っちゃいかん。そんなもん食っちゃ意識せずともどうしても罪の意識がつきまとってしまう。やはり食うからにはそんなこと気にせずたらふく食いたい。それが現代人の本心なのではないか? だから、やはり食うなら最初から食用目的で飼育された動物に限る。最初から私たちに食われる運命を背負って生まれてきたんだもの、罪悪感を感じる必要は全くない。そもそも命とはとかそんな小難しいこと考える必要もなく、何も考えずにただひたすらうまいうまいといいながら食べることができるはず。

tanimi01.jpg
じゃーん、懸賞で当たったんですよ! 何がって、松阪牛ですよ! 松阪牛が500グラム! 2人で500グラム食えるんですよ。松阪牛っていったらあなた、シベリアからわざわざ渡ってくるあいつらとは違って、最初から人に食われるためだけに生まれてきた最高級食肉なわけですから、これはもう何も考えずにひたすら食うしかないんですよね。

tanimi02.jpg
よーし、スキヤキにするよ。いやー、悪いねえ。いや、悪いねえ、って、別に牛に悪いわけじゃないんですよ。だから牛に罪悪感なんか感じる必要ねぇーっつってるだろ。食われるために生まれてきたんだから。先生が悪いねえって言ったのは、こんな美味い肉を食べられないあなたたちに対してですよ。

いやー、しっかしよく当たったなあ。何年かつづけて毎年応募してきたけど、やっと当たったよ。先生まさか自宅で松阪牛をたらふく食えるとは思っていなかったなあ。で、これって本当に松阪牛なんだろうな。先生、実は今まで食ったことないから、ちょっと自信ないなあ。あ、どれどれ、ちょっとその書面を見せてくれ。

tanimi03.jpg

えーと、そうか、この牛は「たにみ」さんという名前だったのか。メスだったんだなあ。お母さんは「みさと」さんという方だったのか。あ、ちょっと変な雰囲気になってきたぞ。やばい、やばい。先生ったら、どうして「さん」付けで呼んでいるんだろう。いや、たとえ名前がついていようが、女の子だったって知ろうが、生まれてから1130日目の1月29日に殺されたんだってそんな具体的なことを知ろうが、この方は食べられるために生まれてきた、そういう運命だったってことはゆるぎない事実だ。だから罪悪感なんか全く感じる必要ないんだってば。

だが、ここまで具体的な情報が得られると知ると、もっと知りたいと思ってしまうのが情けないかな人間の本性なのだ。三重県松阪食肉公社で個体識別番号を入力すれば、「たにみ」さんの生前の情報がもっと得られるのだ。いや、これ以上知りたくない気もするが、やっぱり知りたい。ああ、出てきた出てきた、いとしの「たにみ」さんの情報が。おっ、や、やばい。「牛の写真」ってリンクがあるぞ。

カメラのフラッシュにより、赤目・白目になることもありますが、牛には全く問題はありませんのでご安心下さい。

これをクリックしたら、生前の「たにみ」さんの御顔が拝見できるのだろうか。ああ、見てもいいのだろうか。もうほとんどその肉が我が胃袋におさめられてしまった、その肉の持ち主の御顔を、今さら拝見していいのだろうか。だめだ、見たくないけどやっぱり見たい。鼓動が高鳴る先生は、そのリンクをクリックしました。

た、たにみさん!

tanimi04.jpg

か、かわいい…。思った以上にかわいいぞ、たにみさん…。うう、す、すまん…。その夜、先生は涙を拭きながら床に入った。たにみさんの肉のにおいは、寝室にまでしみわたり、翌朝まで消えることはなかった。

permalink | comments (5) | trackbacks (1) | 食物 | このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 松阪牛のたにみさんをたらふくいただく |

Comments

complex_cat | 2008/03/16 19:08
全開から,偉く哲学的ですね。
涙で枕を濡らす,まいう哲学。或いはベジタリアンの道を走られるか。
 ちなみにラムサールは,鳥獣保護区の網を被せることなどが,指定のための前提条件みたいですが,有害鳥獣駆除はその限りではありません。ラムサール指定自体には,なんの法的な保護効力もないみたいです。顰蹙はともかく,安心して食いましょう。

あー,腹減ったな。にく〜
mym | 2008/03/17 10:19
ご存知とは思いますが、松坂牛と呼ばれるのはは雌牛
だけなんですよね。
http://www.matsuzaka-gyu.com/page_info.php/pages_id/2
chiruru | 2008/03/20 15:56
たにみさん、かわいいですね。
写真見たのが食べた後でよかったかも。

ところで、世界フィギュアのペアをさっき見ていたのですが、アレクサンドル・スミルノフ氏がいます。
セル | 2008/03/23 20:09
懸賞で松坂牛ですか
うらやましー
懸賞なんて缶ビールぐらいしか当たったことありません
スミルノフ | 2008/03/26 20:24
>complex-catさん
哲学的……実は最近若い頃の哲学熱が再燃してるんですよ。さすが見抜かれましたな。でもきっとcomplex-catさんの深遠な知識には遠く及びませんよ。
>mymさん
そうなんですね。補足的なコメントをいただきありがとうございました。どうりでかわいい牛のはずですね。
>chiruruさん
そうですね。食べる前に見なくてほんと良かったです。
>セルさん
何度目かの応募でやっと当たりました。カミさんがずいぶん熱心に応募するのですが、年に何回かしか当たりませんよ。缶ビールだってたいしたことだと思います。

Comment Form

Trackbacks

知ってしまうとやっぱり…な事実。 | そらねっと通信局 | 2008/03/19 02:20
「スミルノフ教授公式ウェッブサイト | 松阪牛のたにみさんをたらふくいただく」より。最近では、自分の胃袋に入った牛が生前どんな姿をしていたか、なんてことまで分かってしまうらしい。でも、今みたいに社会で分...
<< 労働 仕事 自由 リベラル | main | 自死 >>