前回告白したように、私は日本では数少ないクリーブランド・インディアンズのファンです。イチローがマリナーズに入ったのはむしろ喜ばしかった。これでア・リーグの試合の放映が増えれば、インディアンズの試合を見る機会も増えると思ったからです。しかし、松井がヤンキースに、松坂がレッドソックスに入ると、この3チームでの組み合わせに重きが置かれることになるでしょう。それが残念でなりません。
仕方がないので私は、レッドソックス戦では主砲のマニー・ラミレズに注目することにしました。インディアンズで8番打ってたころから見ている選手です。球場にもよく通ったので、バッターボックスに入ってすぐの癖もよく覚えています。数回両手を振るようにしてユニホームの袖を直し、バットを回しながら舌なめずりをするのです。今でもその癖が残っているのか見るのを楽しみにしていたのですが、せっかくラミレズがバッターボックスに入っても、カメラはダイスケと書かれたボードを持つ観客とか、ベンチの松坂本人とか、グリーンモンスターとか、ピッチャーが投げるまでのわずかの間にラミレズ以外のあっちっこっちを切り替えして映しやがって、お前は市川崑かって突っ込み入れたくなったところで、もう投球が始まってしまうのです。カメラがいかに日本の客の目を気にしているかが分かります。これがイチローだと、もちろんあの袖を引っ張ったりする癖は充分見れるし、城島でさえボックスに入る前に胸のロケットにキスする儀式がちゃんと映し出されたりするのです。
NHKのメジャー日本人選手偏重を苦々しく思っているのは、私のような特殊なメジャーリーグファンだけではないでしょう。NBAファンのあなたはいかがですか。考えてみれば今はメジャーリーグなんてどうでもいい時期なんです。全米的に考えれば、プレイオフ真っ只中のNBAこそ優先して放送されるべきです。ところが……。
なんと、カンファレンスファイナルさえ早くても深夜1時以降の放送です。これって時差の関係とかじゃないんですよ。だって録画放送なんですから。全国NBAファンの皆さん、このまま黙っていていいんでしょうか。
ま、NHKはNBAに関しても昔からミーハーな路線をとっています。MJ時代はブルズばっかり、MJ引退後はシャックのいたレイカーズばっか。私はキャバリアーズも少しは放送してくださいと泣きながらNHKにハガキを書いた親子を知っています。そして、レブロン・ジェームスというスーパースターが入ったおかげで、まんまとキャバリアーズ偏重の放送に突入するぞしめしめ、と思ったとたんに松井松坂のせいでこの有様です。
私の愛するNHK様、あなたほどの方が国民と同じレベルではしゃぎ、ミーハーな放送をしていていいのでしょうか。もっと知識を深く掘り下げて、しっかりとした放送をしなきゃならんのではないでしょうか。
2003年、あなたはこんな失態を犯したのを私は知っていますよ。あれから少しも成長していないんですね。



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教授、見たい番組はスカパーですよ。5/9はなんと!カブスとパイレーツだっちゅーの 誰が見るのか知りたいです