2007/11/30 金
手術のベネフィットとリスクを冷静に説明し、それに対する患者および家族の理解度と反応を詳しくカルテに残してくれる外科医には助かります。
先日、合併症としての感染症の可能性を説明した際、「そうならないようにお願いします」という家族の反応が記載されていた。気持ちは分かる。そのような場合、もちろんそうならないよう努力します、とか、そうなった場合も早期に対処しますからあまりご心配なくとか、確率としては高くはない、などとなだめるのが現実的で大人の対応といえるだろうが、本当は「絶対にそうなりたくないのなら手術は受けるな」というのが正しい態度であろう。
我々がどれほどリスクを憂慮し、苦渋の決断の連続の上で医療行為を行っているかなど、所詮理解されないことなのかもしれない。

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