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目黒さんは怪我の影響でトリノではリードを務めたが、実は小野寺さんや林さんがいた頃のチーム青森でもスキップをやっていました。今までの試合はそんなことが全く信じられない不出来ぶりでしたが、今日のアメリカ戦は、アメリカにとって消化試合だということを差し引いても素晴らしかったです。

この大会で印象的だったのはスイスチームでした。スイスはトリノの銀メダルチームを破り、オリンピック代表とは別のチームが出てきています。ところが、不調ゆえに後半からは銀メダルチームの名スキップであるミリアム・オットさんがサードで加入しました。今のチーム青森にチーム長野の土屋さんが加わるようなものです。現スキップとオットさんとの作戦会議には、何となく火花が散るような緊張感が漂いました。

それに比べて今の若いチーム青森は、正直なところ世界のレベルには程遠く、まだまだ仲良しクラブの域を出ていないチームのようです。スイス戦では目黒さんがダブルテイクアウトすればこちらが2点という場面がありました。ところが本橋さんは相手に2点取られるよりは1点という選択で、ひとつのストーンを狙う作戦を提案しました。それは本橋さんがそこまで目黒さんを信用していないことの表れでもあったと思います。自分自身も自信を失っていた目黒さんは、「そうだね」と力なく従い、結局そのひとつのストーンすら外して相手に2点を献上することになりました。この場面は今の仲良しクラブ状態を象徴しているのではないでしょうか。もしも小野寺さんなら、全責任は私が取ると言わんばかりの形相で、ダブルを狙いにいったことでしょう。

サッカーとカーリングは全く性質の違うスポーツなのかもしれず、カーリングにはより仲良しさが必要なのかもしれませんが、やはり世界の舞台で戦うからには、W杯で中田英が他のメンバーに求めたようなものが必要なのではないでしょうか。それは例えばもっとチーム内が火花を散らすような緊張感です。

しかし、いずれにしても、今日の試合はこのチームが成長していくきっかけになることでしょう。

これでバンクーバーの舞台にチーム長野が立っていたら笑えるけど。

追記:宗像さんへ。バンクーバーではまたネットでカーリング熱起こしましょうよ。それまで、目黒・寺田(南富良野組)vs本橋(常呂組)vs山浦(軽井沢組、やや本橋寄りか)の女の戦いを暖かく見守りたいと思います。

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