■ Ultrasonic Bath: Human washing machine ::: Pink Tentacle
別ブログのネタをそっくり拾うのも気が引けます。そりゃネタ拾いこそ当サイトの真骨頂だった時期もありますが、最近は、それは土屋さんやパルモちゃんがやるべきことであって、落武者の先生にはもはや意味のないこととの思いがしきりだったのです。
しかし、Pink Tentacleのこのエントリーには目が釘付けとなりました。先生にとって、これは恥を忍んで拾わせていただかなきゃならん代物なのです。
以前、先生はローリーたちから「大阪万博って先生にとって特別なんですか?」という実に唐突な質問を受けました。先生は質問の意図がよく分からなかったにもかかわらず、大阪万博と聞いただけで目の前に小学校時代の情景が浮かび上がり、気がつけば熱く語り始めていました。
大阪万博は少なくとも小学生にとっては、まだ見ぬ近い将来を具体的な現実として提示してくれる画期的な行事でした。とはいっても北海道の片田舎に住む少年には、テレビのニュースや特番にかじりつくか小学校○年生の特集記事をむさぼり読むことぐらいしかできませんでした。
ところがここで大事件が起きます。なんととなりのクラスの女の子が大阪万博に行くというのです。先生の小学校で直に大阪万博へ行ったのはその子ひとりでした。またたく間にそのニュースは全校中に広がりました。その子の名前、容姿は今でもはっきりと覚えています。忘れもしない、その名は寺●美●子(仮名)ちゃんです。学年で一番背の高い美人で、スポーツも得意、成績も先生の次につけるぐらい優秀な子でした。学校中が寺●すげーさすが寺●と騒然となりました。
というようなことを一気に話し終えた後、ローリーたちはいたく感心したかのように言いました。「やっぱ20世紀少年と一緒だ……」と。
そこで先生は初めて「20世紀少年」というマンガの存在を知りました。主人公の遠藤健児は1959年8月生まれ、作者の浦沢直樹は1960年1月生まれなので同学年ということになり、大阪万博の頃は小学校5年生です。ここだけの話ですが、先生は小学校3年生でした。映画で遠藤を演じる唐沢寿明は小学校1年生だったので、作者や先生ほどの思い入れがあるのかどうかは疑問です。ちなみに唐沢と同学年に相当する先生の奥さんは、あまり印象に残ってないとのことでした。
さて、当時先生が雑誌の特集をむさぼり読んでいたとき、それはおそらく小学館の小学生○年生だったと記憶していますが、一番感動したのがこの人間洗濯機だったのです。いかにも未来的な流線型のスタイルに惚れ、そして垢こすりとして機能するカラフルなマジックボールには、なんて画期的なアイデアなんだと感動したものです。今から考えると、水着姿で大衆の前に平然と現れる、生まれて初めて見るイベントコンパニオンというものに、芽生えたばかりの男心をくすぐられていたのかもしれません。
先生は、近い将来入浴とはすべてこういう形になるものだと心の底から信じていました。しかし先生の予想に反して人間洗濯機は商品化普及することなく、いつのまにか先生も万博の興奮を忘れて大人になりました。40年後の先生は、40年前に先生のお父さんがやってたのと全く同じように、手ぬぐいを背中にまわしてゴシゴシと垢を落としています。そのことを当時の先生が知ったら、きっと腰を抜かすぐらい失望することでしょう。













Comments
ちなみにうちの近所のパーマ屋さんには、現在自動シャンプーマシーンがあり、頭は自動で洗えます。けっこう気持ちいいです。
リンク先のコメントに『スケベイス?』と書き込みしてるアメリキャン(だと思ふ)がいましたよ。
そっちが気になります。
スケベイスって、もう世界共通語?
神戸に住んでいた私は父親に連れられて2回行きました。
「月の石」を見るためにアメリカ館で2時間半並んで、たどりついたらただの土くれ(当たり前ですけど)。
ソビエト館でも2時間半並んだのですが、何を見たくてそんなに並んだんだろう?
この二つで一日が終わりました。
私の万博の記憶は並んでたことだけです。
オリンピックといえば札幌冬季
博覧会といえば沖縄海洋博になってしまいます。
世代の差ですね。
>るいさん トラップに引っかかっちゃだめですよ。年がばれますから。るいさんもともだち候補ですね。
>かくたさん とっても残念です。同世代だと信じていたのに。
>yanashinさん 君が暑がりな理由が分かりました。今日から陽平に改名しなさい。
>サンディーさん 最近のことですが、太陽の塔の実物をやっと見ることができました。電車の窓からでしたが。そうすると、先生のひとつ上の皇太子様と同じ学年に「浩子」さんが多いように、やっぱりサンディーさんの学年にも「陽子」さんは多いのでしょうか。