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今日はYouTubeでジミー・ペイジがヤードバーズ時代に演奏したDazed and confusedを見ましたが、やはりツェッペリンの足元にも及ばず、改めてロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズ、そしてジョン・ボーナムの偉大さが身にしみました。この4人が集ったのは、まさにロック界の奇蹟ですな。
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国境を越える海ゴミ

■舳倉島診療日誌

野鳥で超有名な舳倉(へぐら)島は私の憧れの島です。小さな島の診療所にたったおひとりで赴任された先生のブログ、徐々に腕利きのバードウォッチャーになっていかれる様には少々嫉妬してしまいます。

■舳倉島診療日誌 島の清掃作業

海岸の清掃作業、お疲れ様です。ひっそりと楽しませていただいているのですが、この外国語が書かれたゴミを見て、ちょっと思い出したので書いときます。

■スミルノフ教授公式ウェッブサイト:海の向こうから来たゴミ

ご覧のように、私も4年前に日本海側のゴミを見回り、どうしてこんなにハングル文字が多いのか疑問に思いました。その謎は、この本を読めば大方明らかになります。

本書に書かれた驚愕の事実のひとつは、こうした海岸のゴミの約8割が「陸上由来」だということです。その辺にポイ捨てされたゴミ、カラスがゴミ袋から撒き散らしたゴミ、陸上のゴミはやがて雨風に流されて水路や川に落ち、そして最終的には海に出て「海ゴミ」となります。海ゴミが海に捨てられたゴミとは限らない、というよりも大部分が陸上由来なのです。

そしてもうひとつのポイントは、「ゴミは国境を越える」ということです。日本には海流の関係で、韓国や中国からのゴミがたどり着きますが、逆に日本のゴミは太平洋に流出し、ハワイや米国西海岸などへ到達しているはずです。

実際に、自国のゴミが日本に到達していることを知った韓国の学生などのボランティアは来日して清掃作業を行ったりもしているそうです。

■対馬の海岸清掃に釜山の大学生200人が参加

■JEAN ::: www.jean.jp :::

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スペースサーカス

最強のロックンロール10選ですけど、忘れてませんよ。忘れてないどころか強迫観念にすらなってきてます。その証拠に、ここんとこ音楽ネタばっかりじゃありませんか。ところがまたまた、私の音楽的思考を妨げる出来事が起きてしまったのですよ。

それは昨年の9月のことだった。学生時代にヘルプで参加したコピーバンドのことを突然思い出し、sublogの方にこんな書き込みをした。

僕が学生のころ、とあるフュージョンバンドにヘルプのキーボードとして参加したときにやった曲がよく思い出せないので困っています。1曲は「浪速エクスプレス」の「高野サンバ」だったのを鮮明に覚えてますが、あとが全然です。メロディがとても美しくて印象的だった1曲があるのですが、「アルカディア」という言葉だけが頭の隅に残っています。ひょっとすると、「スペースサーカス」の「アルカディア」だったのだろうか。当時、僕はそういう日本のコアなフュージョン、たとえばその「浪速エクスプレス」とか「スペースサーカス」とか「プリズム」とか「9999(フォーナイン)」とか、そういうカシオペア&スクウェア以外のバンドにとても疎かったものですから。ところでスペースサーカスは入手困難な模様です。どなたかアルカディアがどんな曲が知ってる人がいたら教えてください。(スペースサーカス - SueMe SubLogより)

別に何かを期待して書いたわけじゃない。将来どこか都会の中古CD屋に立ち寄る機会でもあったら、そのときにふとスペースサーカスのことを思い出せればいいな、そんな程度の軽い書き込みだった。ところが、こんな辺境ブログでも書いてみるもんだなーって思ったね。「はてなキーワード」機能のおかげなんだろうけど、2ヶ月ほど経って「みかばす」さんという方からスペースサーカスについてのコメントを頂いた。ただ、このとき、それはすでにかなり過去のエントリーとなってしまっていたので、私はそのコメントをすっかり見逃してしまっていたのだった。そして、彼らがこの世に2枚だけ残したアルバムの、CDとして3度目の再発が決定したとき、ご丁寧にも「みかばす」さんは再びそのことをコメントで知らせてくれたのだ。これを見逃していたならば、私とスペースサーカスの再会は永遠になかったかもしれない。再発のことを知ると、私の頭の中で断片化している「アルカディア」という曲が徐々に憧憬と化していった。そして私はCDを発売前に予約注文をするなどという生まれて初めての行為に及んだのだ。

届いた。聞いた。何というか、気持ちいいリズムとか、何かノリノリとか、聴衆との一体感とか、そういう今の音楽に求められている「楽しさ」とは全く別次元の音楽だと思った。思ったというか、思い出した。演奏を楽しむのではなく、楽器に自分自身を縛りつけ、無理やり自分を楽器と一体化させていき、ともすると聴衆を置き去りにしたまま自分だけ高度な次元に行ってしまいそうな感覚、ストイックさ、緊張感、この時代にしか味わえなかった音楽だ。ボーナストラックに収められた聴衆のいない会場でのリハーサルテイクが、いっそうその思いを強くさせる。

さて、「アルカディア」とは四半世紀以上ぶりの再会だった。この曲はコピーして演奏したのだから、当時は死ぬほど繰り返して聞いたはずだ。でも、サビの部分は自分の記憶どおりだったが、イントロなどは全く忘却の彼方だった。人間の記憶なんてそんなものかと唖然とした。コピーバンドのギタリストとは初対面だったが、彼は本当に上手だった。当時の私はキーボードを弾きながら、彼のギターに聞き惚れていた。サビメロの最後で、ギターとシンセがほとんどユニゾンになるのだが、一箇所だけ、ギターが「ターラーラー」なのに対して、キーボードはその前に16分音符が2つだけ入って「タラターラーラー」なところがある。最初は自分のパートしかコピーしてこないから、初めは彼に「お前が間違ってる」と言われた。次の日に全パートを聞き直してきた彼は、「俺が間違ってた、やっぱりお前が正しい」と私に謝った。先ほど、人間の記憶力に幻滅したばかりだけど、アルカディアを何度も聞くうち、そんな些細なやりとりの事まで思い出させてくれる音楽の力っていうのは、ほんと凄いよなあとか思った。

恥ずかしながら、ベーシストがその後PINKなどで活躍し、今では高名なプロデューサーである岡野ハジメさんという方だと、今さら知った。また、ライナーノーツで、ギタリストの佐野行直さんがつい最近お亡くなりになったと知った。こんなすごいギタリストの名前を、その人が亡くなってから記憶に留めることになろうとは、私はいったいこの25年以上何をやっていたのかと、自分で自分を責めたい気持ちでいっぱいだ。

余談だけど、スペースサーカスのALIBABAをほぼ完璧にコピーしているアマチュアバンドを見つけた。恐ろしいテクニックだ。完敗。
■ALIBABA / スペースサーカス / ergo

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チープトリック at 武道館 AGAIN!

我が日本の誇る女の子たちがその黄色い声の絶叫で、チープトリックと武道館<BUDOKAN>の名を世界に知らしめてから30年。今日、武道館では一夜限り、その伝説のライブが再現される!

■YouTube - Cheap Trick "I Want You To Want Me"

今日は、昔先生が某所に書いたアルバム「In Color」とチープトリックについての思い出をここに貼っておこう。

洋楽の最先端情報をピリピリしながら探すようになったのは高校時代だったはずだ。それまでロックといってもビートルズしか知らなかった私を目覚めさせたのは、どのバンドだったのか、実は全く記憶に残っていない。

 

当時は海外ミュージシャンの演奏姿を見る手段は少なかった。だから、洋楽を紹介する番組はすべて事前にチェックし、テレビの前にかぶりついて見たものである。そして、NHKのヤングミュージックショーか、小林克也のベスト・ヒット・USAか、小坂忠のミュージック・イン・USAか、どの番組だったのかは忘れたのだけれど、期待の若手バンドとしてヴァン・ヘイレンとチープ・トリックが紹介された時、胸の高揚を覚えたことは確かだと思う。

 

ヴァン・ヘイレンはいつか後述するが、その時から日本では、男はヴァン・ヘイレン、女はチープ・トリックという図式になっていったと思う。そしてそのきっかけになったのが、この2枚目のアルバム、In Colorであろう。トム・ワーマンのプロデュースによる甘くてメロディアスな路線、エキセントリックなリックとオヤジくさいバーニーは裏ジャケットに押しやり、表にロビンとトムを持ってくるという対比でイケメンぶりを強調、これが見事に日本の乙女心を捕らえたのだと思う。

 

3枚目のHeaven Tonightからはプロデューサーがジャック・ダグラスに代わり、骨太なロック路線に転向したが、実は男らしいのさというアピールになって、日本娘のチープ・トリック熱はますます上昇していくのであった。

 

In Colorがやっと輸入盤で日本に入り始め、まだそれほど有名ではない頃、私は高校の修学旅行で京都に居た。自由行動の日、私は寺や仏像には目もくれず、せっかく都会に出てきたのだからと、輸入レコード屋巡りをした。母ちゃんに何かお土産買って行かないとなあ、と思いつつ、このアルバムを手に取って悩む自分の姿を鮮明に覚えている。


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イモージェン・ヒープ

最強のロックンロール10選ですけど、そりゃあ先生は忘れてませんよ。忘れてませんけど、さてとりかかろうとすると、そもそもロックンロールってなんだろうと考え込んだり、そうしてYouTubeをさまよっているうちに全然違うものにハマりこんだりして、さっぱりできません。たとえば最近ハマったのはDIGITAL DJで知ったイモージェン・ヒープのこれ。

■YouTube - Imogen Heap - Just For Now (live at Studio 11 103.1FM)

その場で自分の声をサンプリングしながら、その場で多重録音してオケを作りながら、最終的には重厚で幻想的な楽曲ができあがっていきます。この曲自体、スタジオ・バージョンもたしかに素晴しいのですが、制作過程自体をもパフォーマンスとして作品化してしまう、まるでアクションペインティングのような、それでいて驚くほど完成度の高い作品に仕上がっていることに、もう先生はたまらずノックダウンです。これでまたしばらくロックンロールのことは考えられなくなりそうです。

ひとりごと~Speak For Yourself~
ひとりごと~Speak For Yourself~
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
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報道としての花写真

春の花の季節がやってきました。春の訪れを知らせるかのようにほんのひとときだけ咲き誇り、そして初夏が来る前には散ってしまう、そんなはかなさが春に咲く花の魅力ではないでしょうか。

先生は内地に来て初めて、サクラ、特にソメイヨシノの美しさがよく分かりました。街中や観光名所を彩るサクラももちろんいいのですが、先生は山里にひっそりと群生するカタクリも大好きです。ですから、毎年この時期になるとその群生地に行って毎年変わりばえのしないヘボ写真を撮るのが恒例となっています。

今年は時間もあまりなく、けっして満足のいくものではありませんでしたが、もし興味がおありでしたらこちらにアップしております。

■ KayaSumi PhotoLog | 今年のカタクリ

■ KayaSumi PhotoLog | カタクリとギフチョウ

さて、今日の本題に入りますけど、普通花の写真を撮るというと、こういう写真になります。今年はあまりいい写真がないので、昨年の写真の中から一枚ピックアップしてみます。

katakuri_shinbun00.jpg

そう、こうして「花だけ」を撮る。記念写真を撮るのなら別ですが、一応趣味で花の写真を撮りにいった場合、そのとなりでイェーイとか言ったりピースピースとかポーズとったりしている人をいっしょに入れるっちゅうことはしないです。そうしてできれば絞りを開いて、前ボケをちょっと入れて、背景もボカして主人公の花を浮き上がらせる、そんな写真が通常の花写真だと思います。

さて、こうした季節の風物詩的な花の場合、季節の話題として新聞に載ることは珍しくありません。この群生地のカタクリの花も、当地の地方版によく載ります。たとえば何年か前の記事ですが、こんな感じです。

katakuri_sinbun01.jpg

お気づきでしょうか。これがこのような報道写真になると、まず「花だけ」ってことはありません。もちろん主役のカタクリは手前に大きく写っていますが、その向こうにご婦人が二人と、花にカメラを向けて一心不乱に撮影するおじさんがひとり、あまりボカされずに写っています。

このように、報道写真では、花も大事ですが、それを楽しむ人々も情景の一員として大事な役割を果たすのです。そして本文には、訪れた人々は談笑しながら花を楽しんだりカメラを向けて撮影したりしていた、などという文章が挿入されます。

はい、以上でお話は終わりではありませんよ。ここから話が面白くなるんです。実はこの写真に写っているカメラを構えたおじさんは先生自身なのです。そして二人のご婦人は、ひとりは先生の奥さんで、もうひとりはこれを写した報道カメラマンの奥様です。事の顛末はこうでした。

ある休日の午前中、先生たち二人は群生地をとぼとぼと歩いて被写体を物色していました。そこへ背後から大きなカメラを2台かかえた男性が大きな声で話しかけてきました。

「よかったぁー、人がいて。」

それがその報道カメラマンでした。

「いやー、誰もいなかったらどうしようかと思って、家族サービスだって騙して息子とカミさんも連れてきたんですよ。」

当時は知る人ぞ知る場所だったので人影もまばらでした。しかし、前述のように報道写真では「花だけ」を撮るわけにはいかないのです。カメラマンは苦肉の策としてご家族を連れてやってきたというわけでした。

「じゃ、すいませんけど、ダンナさん、カメラを構えて花の写真撮っててください。おーい、お前もそっちに行ってくれ。」

そうしてカメラマンの奥さんも先生たちのそばにやってきました。

「奥さーん、すいませんけどうちの奴と何か話してるふりしてくださーい!」

さすが女性です。初対面の女性二人は話すふりではなく、本当に世間話を始めました。カメラマンってたいへんなんですねー的な話です。いや、本当にたいへんなのだろうと思います。きっと24時間が仕事、ろくに休日もないのでしょう。そんな中で今日は花の撮影、ラッキー、ついでに家族サービスができる、きっとカメラマン氏はそう思ったに違いありません。しかし、カメラマン氏の思惑は、お前もそばに行けと言われた息子さんの次の発言で台無しになってしまいます。

「やだよ!何が花だよ!俺は花なんかに興味なんかないやい!」

息子さんは涙を浮かべてどこかへ消えてしまいました。気持はよく分かります。年ごろの男の子が花に興味なんかあるはずありません。普段あまり相手のしてもらえない父親に、珍しくどこかへ連れていってやると言われた。遊園地か、公園で野球やサッカーか、はたまたゲームショップか。期待が膨らむ中、やってきたのは地味な花の群生地です。ましてや、桜の名所とかならまだしも、ここは人影もまばらな山中なのです。

カメラマンは気を取り直して撮影にとりかかりました。しかし、手前にカタクリの花を大写しにして、背景に人を入れる、言うのは簡単ですが、そのためには撮影者自身が花畑の中に入らなければなりません。ところがここは貴重なカタクリの保護地、花の咲く場所にはロープがはりめぐされており、入ることはできません。ところが先生はそこで彼の驚くべきプロ根性を見たのです。カメラマンは、片足だけを花のないところに慎重に踏みいれ、そして体を大きく横に折り曲げながら地面すれすれのところまでカメラを低く構えました。先生は感動しました。

向こうもプロだが、でも先生だって世界的な先生です。黙って写されるわけにはいきません。そこで先生は逆襲に転じました。まさにカメラマンがシャッターを押そうとするその瞬間、先生はとっさにポケットからコンパクトカメラを取り出し、こっそりとそのときの様子を逆撮影することに成功していたのです。見よ、このプロカメラマンの技を。

katakuri_sinbun02.jpg

きっと報道カメラマンは、とっさにどんな構図でも撮影できるよう、日々柔軟体操に励んでいるに違いありません。

このときから先生は、いつか機会があったら、花とともに「人を入れて」撮影することに挑戦しようと思い続けていました。実は今年、そのような意図で、ある一人の男性をモデルとして連れていくことにしたのです。カタクリにまじって咲くショウジョウバカマのかたわらに、その男性に入ってもらって撮影してみました。先生にとっては初めての試みですが、その出来栄えはいかがなものでしょうか。

ショウジョウバカマと江頭2:50

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